大学案内の紙面によると伊藤研究室は「可視化とマルチメディアの研究室」ということになっています。一方で伊藤は2019年からお茶の水女子大学の「文理融合AI・データサイエンスセンター」のセンター長に就任しました。このことから最近の伊藤研究室は、「AI(主に機械学習)を支援する可視化技術」「マルチメディアに対するデータサイエンス的なアプローチ」に研究の主軸を移しつつあります。
一方で伊藤研究室は「特定の研究課題に対して全員一丸となって取り組むこと」を主たる目標としない代わりに、まず「やりたい課題/やるべき課題」を学生ごとに/プロジェクトごとに定めて、それから研究計画を立てて発表先研究分野を定める、という手段で研究を進めています。

研究室のこのような状況を踏まえて、世の中にどのように役に立つ可能性があるか、という観点から伊藤研究室の研究テーマを分類して紹介いたします。